月影の涙Ⅱ~私はただの人形~【完】
稀月「いつたわよ。ここが客室。」
すっごい大きい部屋へと入っていく。
虎牙「わぁ~あ!おっきい!!」
稀月「そんなこと無いわよ。適当に座って。」
稀月は皆が座ったのを確認すると一息ついてから、
稀月「コイツらは仕事はしてないんでしょ?」
葉月の方法を見て言う。
葉月「そうだけど?」
稀月「よく、あの血だらけの部屋に平然として
居られたわねよ。」
葉月「仕事を見せ合いっこした時に慣れたんじ
ゃない?」
稀月「私だったら耐えられないわ」
葉月「稀月はキレない限り普通だもんね。」
稀月「キレた時なんて記憶がほとんど無いです
わよ。」
爽「稀月ちゃんは何なん?」
稀月「何が?」
爽「コードネームだよ。」