月影の涙Ⅱ~私はただの人形~【完】
んー、取り敢えず皆の所へ戻るか。全然相手してないから服もたいして、汚れてないし。
ガタッ
「お、おい。大丈夫かよ?」
「も、もぅ、俺。怖いよ〜やだよ〜」
「そんな事言っても仕方ないだろ。」
「やだぁ〜死にたくないー!!!」
「そりゃー俺だって同じだけどよ。」
「うぇーーん。+゚(゚´Д`゚)゚+。」
「な、泣くなよ。足もガクガクじゃねぇーか。」
「う、うぅ。立てない。怖いよ。」
「大丈夫だから。一緒に生き残るぞ。」
「う、うん。」
ばぁーかだなぁ。こんな弱虫が生き残れるかっつーの。あの二人邪魔だなぁ〜
「と、とにかく。あの化け物の勝つぞ。」
「う、うん。頑張る。」
稀月「化け物って誰がぁ〜?」
「え、えぇ!?」
「そ、そ、そ、それは……」
稀月「もぅ、君達はいーらーないっと。」
ブスッ
「う、うぅ。」
「お、おい!大丈夫か……ぁ……」
バタリ
稀月「ふふふ。2人は完了♡」
そのまま立ち去った。