月影の涙Ⅱ~私はただの人形~【完】
反論は勿論したかった。する事も出来たが……


無理だったんだよ。反論したら組から追い出される。俺の居場所がなくなってしまう。

だから上司には逆らえなかった。






そんな日々にイライラがつもりある日爆発した
調子乗ってナンパしている男らを見つけた。

体が勝手に動き男らを殴り始めたんだ。でもその喧嘩って言う物が楽しくて、イライラが溜まった時の発散には大抜擢だった。

こうして喧嘩をし始めた。







新しい町には新しい空気。新しい喧嘩相手。






毎回ターゲットを決めるのが楽しくて楽しくて
その日は少し強そうな二人組に目をつけた。




翔「ねーねーおにぃさん。俺と楽しい事しよ」




バキ-ンッ!




急に殴った。




『お、おい!何すんだてめぇー!』





ドスッ






あっという間に倒してしまった。

< 334 / 394 >

この作品をシェア

pagetop