月影の涙Ⅱ~私はただの人形~【完】
【晴side】

な、何があったんだ?海月というヤツが現れて指鳴らしたら、瑠璃、葉月、爽、蓮夜が倒れた


『しょうがないなー。特別サービスね?君達にも見してあげる。クックックッ。全ての真実を…ね』


晴「は?……」



海月が一歩まえへ歩いた。




びゅぉおおおお



風が吹くと同時に花達が真っ赤に染まった。
そして一瞬にして辺りが真っ暗になった。



虎我「ちょ、何をしたの?」



『ほらほら。これから見えてくる光景は皆の夢だけど、現実にあった事だからね。』

翔「は?」

『つまりー。消された記憶が映画みたいに周りに写るのー。』

大和「爽達はどこだよ。」

『あの4人はこの記憶の登場人物だからねー。ここにはいないのー。』

晴「お前……正気かよ!?」

『しー。静かに。始まるよ。』




暗かった辺りが明るくなってきた。これからなにがはじまるんだよ。


< 373 / 394 >

この作品をシェア

pagetop