月影の涙Ⅱ~私はただの人形~【完】
悲しい悲劇 私は救う事がまたできなかった。
取り敢えず瑠璃んとこへ向かう。
葉月「うるっさいわね!」
瑠璃「なんで!」
やっぱりだ。ドア越しからでも聞こえる位で喧嘩してる。
葉月「何してんの?早く来るなら来れば?」
バレてたのか。
瑠璃「え?晴?」
晴「瑠璃……」
瑠璃「いつの間に」
葉月「やっぱり、腕が鈍ったのね。残念。」
瑠璃「な!?」
葉月「もぅ、話す事はないでしょ?
戻るから。」
瑠璃「ちょっ!まだ終わってないのに!」
ピシャンッ
出ていってしまった。