太陽の雫Ⅰ~輝く光の中にいる君へ~【完】
勢いよくドアを閉めた。


瑠璃「お母さん…お母さん…お母さん…」


大粒の涙を流しながら繰り返し言った。


大好きなお母さん。優しかったお母さん。
大きな手で私の頭をなでてくれたお母さん。

私のためにケーキを焼いてくれたり
沢山話をして、沢山笑って、沢山喧嘩して、

楽しかった日々。


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