太陽の雫Ⅰ~輝く光の中にいる君へ~【完】
アラシ「さぁ~ていくよ~?」


ダダッ!!


こっちに向かって走って来る。


虎牙「おい。晴!逃げて!」

大和「早く走れ!!」


そんな声が後ろから聞こえた。でも頭になんて入ってこなかった。

キラリと光るナイフがこっちに向かってくる。

なんだよ。俺。弱いじゃん。いざとなったら、
足がすくんで動けない。

本当に俺ってダメじゃん。

そう思って諦めてしまった。

いや、諦めざる負えなかった。

むしろ、ここで諦めていなかったら、未来は変わっていたのかもしれない。

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