太陽の雫Ⅰ~輝く光の中にいる君へ~【完】
晴「瑠璃。……ここからは俺達の役目だ。」

瑠璃「は?何言ってんの?だってアラシは
強いんだよ?普通じゃないんだよ?」

晴「姫を守るのは俺達の役目だ。それにナイフ
を持っている時点で普通じゃ無いくらいわ
かってるよ。」

瑠璃「でも……」

海「俺達に任せてくださいよ。」

翔「俺、そんな、弱く、ない。」

虎牙「ここで姫をまもらなきゃねー?」

大和「男じゃないだろ!」

爽「……しゃーないな。俺もやったるか!」

瑠璃「…………」


瑠璃は何も言わなかった。
でも目は真っ直ぐ俺達の方向に向いていた。

瑠璃。お前の気持ちも良く分かる。

けどな俺達にもやる事っつー物があんだよ。だから、許せよ?


晴「……よし、おめーら行くぞー!」

星華「おぉー!」


まだ俺達はアラシを甘く見ていた。6人でなら行けるって思ってた。

だったのに……ね。……


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