太陽の雫Ⅰ~輝く光の中にいる君へ~【完】

爽「ほんま、すまんのぉ〜」

虎牙「そうだったんだ。あの細道たくさん曲が
ったもんね。」

爽「そうや、細道ありすぎちゃうかー。」

大和「もぉ、あそこ行きたくない!」

虎牙「怖かったァもんね。」

爽「せやなぁ〜。」


良かった。誤解が解けた。マジで迷ってただけだった。

爽は細道が弱いんだな。俺の考え過ぎだった。
いくら、地図が得意だからって絶対迷わない。

なんてことないもんな、それにあっちは行ったことのない所。わかる訳無いじゃん。

俺だって皆で「こっちか?」みたく、話合った位わかんないんだぞ?

俺ってバカだ。最低だ。皆を疑って虎牙や大和だって本当に分かんなかっただけっぽいし。

海だって耳が良くてたまたま聞こえたからなんだろう?って思っただけだろ。

アイツは知りたがりだから、気になることがあったらトコトン調べる奴だ。

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