any thing

 フィーラは意外の真実を知って、固まっていた。

 それって、それじゃあーあたしのお母様は?あたしは?

 「心配することない。その点については、大丈夫さ。あたしだけ、来たんだから。

  おまえたちは王宮一族さ。それでー・・まぁ、はっきり言って、あたしは王宮には
  
  行きたくなかったんだけどねぇ、しょうがなかった。そして、何年か経ち、契約の期  
  限がきた。もちろん、魔法一族のだがね・・。その際、確認のために、スパイが入っ
 
  てないかを確かめるために、ある、魔法の詩がよまれた。もちろん、ひとりずつだが  
  ね。その詩がー・・any thing。そして、一族は、紫色のペンダントをもらった。

  今、おまえが後継しているものだよ。それから、あたしは死んでしまったが、今はお  
  まえが受け継いでくれている。ありがたいものさ。だって、魔法を後継するものが
 
  いなくなっちまった場合、何がおきるかわからないからねぇ・・。

  だけど、まだ、あるのさ。続きが・・。

  ペンダントは14個あった。つまり、なにも起きていないということはまだ、14こ  
  のペンダントはまだ、受け継がれているってことさ。ただ、その中には、2つだけ

  魔法の強い、ペンダントがあった。それは、今のおまえのものと・・おまえのつれの 
  だよ。あたしたちはお互い、憎みあった。魔力が強いからね。どう、すべきかはわか
 
  らなかったのさ。そして、ペンダントには、自我があった。おまえのほうは大丈夫だ
 
  ろうけどもう一つはたちが悪かった。フランク・ペッターは荒い使いようだったかな
  
  ね。ペンダントもそう、そだっちまったのさ。」

 
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