any thing
「助けて。」
あぁ、もう、なんなの?!あの声がまた聞こえる。
「おばあさま。」
おばあさまは笑って、
「それは、大事にしないとだめだからねっ!」
といたずらっぽく言った。
・・・じゃなくって!!これはいったい、なにがどうなってるのよ?!
とフィーラは思ったけれど、おばあさまをみて溜息をついた。
「なに、してるの??」
「あら、なんだね。これは。おお、大変!!・・まほ・・うができやしないんだよ!!」
えーーーーーー?!それは本当?!
おばあさまを見るフィーラはぶっとふきだしてしまった。
おばあさまはちょっと、フィーラを睨んでから、自分もわらいだした。
「・・・・さて・・いったい・・。」
「おばあさま、あたしに任せてよ。魔法なんて、その時に使っちゃえばいいのよ!!」
「そうかい、そうかい。でも、その時にできるのかい?」
「えぇ。できるわ!!」
ガタッ
「え?!」
「あいつが、きたーー!!」
きーン!!
な、なんてうるさい声・・。
あいつ・・?
「フィーラ・・おまえを消す!!」
「あ???????!」
い、いやーーーーぁあぁ!!!