学園世界のイロジカル
248ケタ…




「な、な、なんで!?

私、言っておくけど前科とかないからね!?

まさか、鳥月宮にも知らぬうちに恨みを買っていたのか私!!」





ま、まさかあれか?


田舎の中学時代、駄菓子屋のおばあちゃんに10円のう〇い棒を5円にまけてもらったやつかな?


いいや、数少ないクラスメイトのシャーペンを踏んで壊しちゃった奴かな??





「…おい、本当かよそれ」





「本当のはずですよ…多分」





柊、なによその目…言いたいことあるならはっきり言えっての!!





「言いたいことありすぎて言えねえけど…


1つ言えるとしたら、やっぱり何かの間違いだな、それ」





それに反論しようと口を開けた…瞬間。




私と柊の間を、ものすごい速さの”何か”が飛んだ。





「…ん?」




今…なんか飛んだよね…間。



飛んで行った先を見ようと顔を向けると…



そこには、さっきまで反対側にいたはずの人形の1体が。



これまた全身真っ黒で、全く意味不明な感じだこと…


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