学園世界のイロジカル
「…イギリスってみんなそんな感じなの」
「いいえ。そんなわけないでしょう。
僕は本当のことを素直に述べたままです」
…悔しい。
なぜか悔しい、そう思った。
「いつの間にか最前列に来てました」
「あ、ホント…」
零効果でみんなが道を開けてくれたおかげで、すぐに最前列へ。
なんか、急に暑い。ここの空調、結構いい温度だけど…ずっと歩いたりしてるせいかな。
「椿」
「ん?」
「…左手、大丈夫ですか」
「うん」
そう言ってニッと笑う。
すると、零もふっと笑った…
笑った?
「わ、笑った!?」
「うるさいです、もう始まるようですよ」
確かに零の言うとおり、すぐに会場全体が暗転する。
い、いやでも…
今、零…笑ったよね!?
「いいえ。そんなわけないでしょう。
僕は本当のことを素直に述べたままです」
…悔しい。
なぜか悔しい、そう思った。
「いつの間にか最前列に来てました」
「あ、ホント…」
零効果でみんなが道を開けてくれたおかげで、すぐに最前列へ。
なんか、急に暑い。ここの空調、結構いい温度だけど…ずっと歩いたりしてるせいかな。
「椿」
「ん?」
「…左手、大丈夫ですか」
「うん」
そう言ってニッと笑う。
すると、零もふっと笑った…
笑った?
「わ、笑った!?」
「うるさいです、もう始まるようですよ」
確かに零の言うとおり、すぐに会場全体が暗転する。
い、いやでも…
今、零…笑ったよね!?