学園世界のイロジカル
そこ、そこも忘れてた!



柊の職が1番分かる。研究者だもん、研究施設で研究することが仕事だよね。



龍矢の職は…ま、まあなんとなく想像がつく。忍者がどんな仕事をしてるかなんて、うまく想像がつかないけど。



えっと、ナミは…



「ナミって、魔法使いだよね…」



私と似てるかも。


魔法か超能力かの違いはあるけど、大して変わらないよね。




「ナミは魔術を操ることができる”魔法使い”の中でもトップクラスに強いからな。

今は実用魔術協会…ま、魔術の研究や魔物の討伐をしてる所の1番強い部隊”第一部隊”のリーダーだ」





「ま、魔物討伐って…この世界、そんなものまでいるの」





「俺らを襲ってくる魔物や化け物なんてごろごろいるよ」



…なにそれ、怖い。


そんなのファンタジー小説の話の中だけにしてほしい。

…この世界そのものがふぁんたじっくなんでした。




「実用魔術協会の中・高等科だけどな。

まあ大人よりも下手したら強いし、中・高等科の第一部隊のリーダーっつったら出世ルートで賢者も夢じゃないな、あいつ」




「賢者って響きがすごいですね…」




この世界、この1週間で大分慣れたと思ってたけど。


…全然まだ理解できないのが多い。




「で、超能力使いのことだけど…」



< 172 / 533 >

この作品をシェア

pagetop