学園世界のイロジカル
「なんでナミが関係ないんですか?
2人一気に失踪したじゃないですか」
「…あの2人に関わりがあるとは、どう考えても思えねえ」
「でも、確かに分かるかも。
あの2人、柊伝いで仲がいいみたいな雰囲気だったよね…」
お互い呼び方も"天草"に"服部"。
2人きりでいることも、もちろん見たことがない。
「じゃあ、ナミはどこに?」
「…俺だってかなり調べてみた。
そしてナミは多分…ここにいるはずなんだよ」
私たちの手から一度ポイセを取り、操作する。
再び見せてきた柊のそれには、半世界の地図があった。
この赤いピンは……
ナミの、居場所?
「…なんで分かったんですか?」
「俺のハッキング能力ナメんなよ、一種の犯罪だけどまあ管理委員会No2の許しは得ている。
捜査協力という名目だけどな」
さすが柊!
コンピューター系に関しては零よりも詳しいんじゃないかな?
「それで…ここは?」
赤いピンが邪魔で読みづらいな…
えっと…ここ、はぁっと…
「……って、え?」
「…嘘、ですよね…」
「嘘じゃねえ…あいつのポイセは、確かにそこにある」
赤いピンが刺さっている場所、
そこは……
「…王、城……!?」
2人一気に失踪したじゃないですか」
「…あの2人に関わりがあるとは、どう考えても思えねえ」
「でも、確かに分かるかも。
あの2人、柊伝いで仲がいいみたいな雰囲気だったよね…」
お互い呼び方も"天草"に"服部"。
2人きりでいることも、もちろん見たことがない。
「じゃあ、ナミはどこに?」
「…俺だってかなり調べてみた。
そしてナミは多分…ここにいるはずなんだよ」
私たちの手から一度ポイセを取り、操作する。
再び見せてきた柊のそれには、半世界の地図があった。
この赤いピンは……
ナミの、居場所?
「…なんで分かったんですか?」
「俺のハッキング能力ナメんなよ、一種の犯罪だけどまあ管理委員会No2の許しは得ている。
捜査協力という名目だけどな」
さすが柊!
コンピューター系に関しては零よりも詳しいんじゃないかな?
「それで…ここは?」
赤いピンが邪魔で読みづらいな…
えっと…ここ、はぁっと…
「……って、え?」
「…嘘、ですよね…」
「嘘じゃねえ…あいつのポイセは、確かにそこにある」
赤いピンが刺さっている場所、
そこは……
「…王、城……!?」