学園世界のイロジカル
「どこって…決まってんだろ」
あそこだよ、とでも言うように柊は指をさした。
…ん?
「…え、え?いきなり?」
「いきなり」
いやいやいやー…私てっきり、もっと調べていくのかと…
「いや、いきなり王城行くとか聞いていませんよ僕たち…
どうするんですか、まともに戦えるの柊だけじゃないですか!」
そう、いきなり柊は王城に行くらしく…
「いやー零、お前も戦えるだろ?
それに…学生決闘の時より格段に強くなってることぐらい、俺にはわかってる」
柊…知ってたんだ。
知ってるのは私だけかな、とか思ってたんだけどな。
私と零は、たまに学園での授業が終わった後学園にある練習室で特訓を繰り返してた。
私の超能力発動のカギは、多分…怪我。
怪我をしたところに相手の能力に触れることができたら、その能力を"盗む"ことができる。
それを発見したものの、なかなか難しい…
「…シロに聞いたんだよ。
お前の超能力の…名前を」
「名前?あー…テレポートみたいな?」
「そ」
私の能力にも名前、あったんだ。
さすがシロさん。超能力に関しては詳しい。
あそこだよ、とでも言うように柊は指をさした。
…ん?
「…え、え?いきなり?」
「いきなり」
いやいやいやー…私てっきり、もっと調べていくのかと…
「いや、いきなり王城行くとか聞いていませんよ僕たち…
どうするんですか、まともに戦えるの柊だけじゃないですか!」
そう、いきなり柊は王城に行くらしく…
「いやー零、お前も戦えるだろ?
それに…学生決闘の時より格段に強くなってることぐらい、俺にはわかってる」
柊…知ってたんだ。
知ってるのは私だけかな、とか思ってたんだけどな。
私と零は、たまに学園での授業が終わった後学園にある練習室で特訓を繰り返してた。
私の超能力発動のカギは、多分…怪我。
怪我をしたところに相手の能力に触れることができたら、その能力を"盗む"ことができる。
それを発見したものの、なかなか難しい…
「…シロに聞いたんだよ。
お前の超能力の…名前を」
「名前?あー…テレポートみたいな?」
「そ」
私の能力にも名前、あったんだ。
さすがシロさん。超能力に関しては詳しい。