学園世界のイロジカル
「なに人の顔見てぼーっとしてんだよ。
それでどうなんだよ、知りてえの?」
…ホントにこいつ、会長なんだろうか。
俺様口調だし、自分勝手だし!?
…ま、それはともかく。
…零の、秘密?
いや、知りたくないって言えば嘘になる。
けど…零は知られたくないんじゃないのかな。
「罪悪感なら感じる必要ねぇ。
コレで調べれば一発で出る情報だし、お前も日ごろからニュース見れてば知ってる事件にあいつは深くかかわってるんだからな」
そう言ってタブレットを操作する零。
ニュースって…零、どんだけ大きな事件にかかわってんのさ。
確かに、15歳でイギリスという異国の地の大学に進学した事態、一種のニュースだし。
「名前さえ検索キーワードに入れれば、一発で出てくる」
慣れた手つきでタブレットに文字を打ち込む柊。
「っ、でも…」
「何ギャーギャー人の事で騒いでいるんですか。
非常にうるさいです。黙ってくれませんか」
「れ、零!?」
急にドアを開け、出てきたのは零だった。
明らかに不機嫌そうな顔をして、柊を睨んでいる。
それでどうなんだよ、知りてえの?」
…ホントにこいつ、会長なんだろうか。
俺様口調だし、自分勝手だし!?
…ま、それはともかく。
…零の、秘密?
いや、知りたくないって言えば嘘になる。
けど…零は知られたくないんじゃないのかな。
「罪悪感なら感じる必要ねぇ。
コレで調べれば一発で出る情報だし、お前も日ごろからニュース見れてば知ってる事件にあいつは深くかかわってるんだからな」
そう言ってタブレットを操作する零。
ニュースって…零、どんだけ大きな事件にかかわってんのさ。
確かに、15歳でイギリスという異国の地の大学に進学した事態、一種のニュースだし。
「名前さえ検索キーワードに入れれば、一発で出てくる」
慣れた手つきでタブレットに文字を打ち込む柊。
「っ、でも…」
「何ギャーギャー人の事で騒いでいるんですか。
非常にうるさいです。黙ってくれませんか」
「れ、零!?」
急にドアを開け、出てきたのは零だった。
明らかに不機嫌そうな顔をして、柊を睨んでいる。