学園世界のイロジカル
なんで急に…?
じっとクマを見てると…また突然、異変が起きた。
クマの目が赤く光って…確かに、私を見たんだ。
そして次の瞬間、急に腕を振り上げ大口を開け、体をこちらにやり上から被さるように襲って来た…!!
な、なに急に…!!
「椿ちゃん!」
「私に任せてください!」
本当ギリギリで…メガネ先輩の防御魔法が効いて、私とクマの間には薄い緑色の透明の壁ができていた。
けど…それを壊そうと、何回も何回もなぐってくる。
おかしい…私はさっき確かに、クマの力を盗んだはず!
時間もそんなに経ってはないから、戻ったとは考えられないし…
どんどんヒビが入っていく壁に危機感を感じ、思わず後ずさりをしてしまう。
クマはただ狂ったように…赤い目で私を見て、ひたすら殴っている。
『クマは操り人形のようだった…とかなんとか』
…さっきまでと雰囲気が全く違う。
さっきも怖かったし手強かったけど…やっぱり、魔物っぽかった。
なのに…今はまるで、私を倒すことにしか執着してるような気さえする。
普通、街とかに出る魔物は防衛本能が働いて人を襲うらしいのに。
じっとクマを見てると…また突然、異変が起きた。
クマの目が赤く光って…確かに、私を見たんだ。
そして次の瞬間、急に腕を振り上げ大口を開け、体をこちらにやり上から被さるように襲って来た…!!
な、なに急に…!!
「椿ちゃん!」
「私に任せてください!」
本当ギリギリで…メガネ先輩の防御魔法が効いて、私とクマの間には薄い緑色の透明の壁ができていた。
けど…それを壊そうと、何回も何回もなぐってくる。
おかしい…私はさっき確かに、クマの力を盗んだはず!
時間もそんなに経ってはないから、戻ったとは考えられないし…
どんどんヒビが入っていく壁に危機感を感じ、思わず後ずさりをしてしまう。
クマはただ狂ったように…赤い目で私を見て、ひたすら殴っている。
『クマは操り人形のようだった…とかなんとか』
…さっきまでと雰囲気が全く違う。
さっきも怖かったし手強かったけど…やっぱり、魔物っぽかった。
なのに…今はまるで、私を倒すことにしか執着してるような気さえする。
普通、街とかに出る魔物は防衛本能が働いて人を襲うらしいのに。