学園世界のイロジカル
「きまってんだろ、椿」
柊がにやーり、と笑う。
…この笑顔を浮かべた時の柊は、かっこいいけど危険なとき。
いたずらっ子柊君の登場だ。
「俺らの戦場は、ただの"練習室"だよ」
柊の声が消えると同時に、淡い藍色の光があらわれて…
周りの人に見られると思ったけど、まるで私たちがいないか世界を見ているんじゃないかってほど自然な感じだった。
そして目を閉じ、開けたときには
「…来ちゃった」
「ああ…ここは、練習室だよ」
練習室?
…そんな名前に騙されちゃあいけない。
柊の言う通り、ここは戦場。
…半世界を壊すか、救うか。
それを賭けた、
10年がかりの因縁が決着する、少人数で行う大戦争。
柊がにやーり、と笑う。
…この笑顔を浮かべた時の柊は、かっこいいけど危険なとき。
いたずらっ子柊君の登場だ。
「俺らの戦場は、ただの"練習室"だよ」
柊の声が消えると同時に、淡い藍色の光があらわれて…
周りの人に見られると思ったけど、まるで私たちがいないか世界を見ているんじゃないかってほど自然な感じだった。
そして目を閉じ、開けたときには
「…来ちゃった」
「ああ…ここは、練習室だよ」
練習室?
…そんな名前に騙されちゃあいけない。
柊の言う通り、ここは戦場。
…半世界を壊すか、救うか。
それを賭けた、
10年がかりの因縁が決着する、少人数で行う大戦争。