学園世界のイロジカル
「あたしの名前は謝村ココ(しゃむら ここ)。
気軽にココと呼んでください。
あ、謝村はあたし拾われっ子なんだけど、その拾われ先の苗字」
謝村、ココ…
…デザイナー。
「あたしを覚えてくれていたことは嬉しい。
まあ、今の今まで分からなかったらしいけど」
「…」
改めて聞けば、あの人以外にいないじゃん。
なんで気が付かなかったのかな。
「あ、あの赤のドレス。
どうでした?あれ、あたしが勝手に決めちゃったみたいな感じだから罪悪感みたいなのがあったの」
「…気に入ってます」
「良かった!」
そう。この人は。
「新歓の時は…ありがとう」
「あはっ、どういたしまして!」
私が新歓に行ったとき、すぐにドレスを見立ててくれたデザイナーさんだ。
気軽にココと呼んでください。
あ、謝村はあたし拾われっ子なんだけど、その拾われ先の苗字」
謝村、ココ…
…デザイナー。
「あたしを覚えてくれていたことは嬉しい。
まあ、今の今まで分からなかったらしいけど」
「…」
改めて聞けば、あの人以外にいないじゃん。
なんで気が付かなかったのかな。
「あ、あの赤のドレス。
どうでした?あれ、あたしが勝手に決めちゃったみたいな感じだから罪悪感みたいなのがあったの」
「…気に入ってます」
「良かった!」
そう。この人は。
「新歓の時は…ありがとう」
「あはっ、どういたしまして!」
私が新歓に行ったとき、すぐにドレスを見立ててくれたデザイナーさんだ。