学園世界のイロジカル
「…昨日より賑わってない?」




「まぁ…開催場所が王城ですしね」





人数も、昨日の倍以上いる気がする…!



服装も様々で、大体の人が仕事着(?)を着てるっぽい。


和装の人もいれば、全身黒ずくめみたいな人や、カラフルでPOPな派手なワンピースを着てる人もいる。





「すごいねー、みんな…」





…零から返事が返ってこない。



ってゆーか…




「あ、あれ?いない!?」




まず気配もない!



えー、はぐれた?



そう思いながら後ろのほうを見ると…20mぐらい後ろのほうの人ごみにまぎれて、派手な金髪が見えた。



零身長高いから…良かった!





走ってその金髪を目印に行くと、案の定零が。




「…零?」



「っ、あ…すいません。

今、あっちの方向に龍矢と柊が見えて…どうゆう関係なんだろうかって気になってたんですけど…」




指をさした方向に目を向けても…2人なんて見えない。



ただ、たくさんの人がいるだけで。





「いや、それで見てたらすごい量の女性が2人を見つけて…

あっという間に囲んじゃったんですよね」




「ええ!?

た、助けよう!」




確かに人ごみがすごい部分あるなぁ、って思ってたけど…よく見れば全員女子!



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