学園世界のイロジカル
けど、そんな広さを必要とするような人数では、決してない。
10数人しかいないよね、これ…?
何度見渡してみても、変わることのない人数。
うーん…倍率高いって聞いたけど、そりゃそうだよ。
外部組の定員が10数人なんて。知らないっつーの!
「…なにさっきからブツブツ言ってるんですか?
ちょっと気持ち悪いです」
あーはいはい悪かったねえ!気持ち悪くて!
「…って、あんた失礼だな!?」
「本心を言っただけですが…?」
途端、右隣から聞こえた声にバッ!と顔を向ける。
けど、私は次の瞬間文字通り“目が点"になってしまった。
…って、え、ふふ、不良さんでいらっしゃいますか…?
綺麗な金髪に、真っ白な肌。
スラリとした体型。
目は…よく見ると、黒と茶色のオッドアイになっていた。
なぜか右耳だけ揺れるピアスが3つ付いている。
「…すいませんでした!」
怖い、ちょー怖い。
田舎にはおばあちゃんおじいちゃんぐらいしかいなかったからさ、不良って聞いたことしかなかったけど!
超怖い。どうしよう、目をつけられるってこうゆうこと?
「…勘違いしないでくれます?」
「ひぃっ…!って、
へ…?」
勘違い……?
10数人しかいないよね、これ…?
何度見渡してみても、変わることのない人数。
うーん…倍率高いって聞いたけど、そりゃそうだよ。
外部組の定員が10数人なんて。知らないっつーの!
「…なにさっきからブツブツ言ってるんですか?
ちょっと気持ち悪いです」
あーはいはい悪かったねえ!気持ち悪くて!
「…って、あんた失礼だな!?」
「本心を言っただけですが…?」
途端、右隣から聞こえた声にバッ!と顔を向ける。
けど、私は次の瞬間文字通り“目が点"になってしまった。
…って、え、ふふ、不良さんでいらっしゃいますか…?
綺麗な金髪に、真っ白な肌。
スラリとした体型。
目は…よく見ると、黒と茶色のオッドアイになっていた。
なぜか右耳だけ揺れるピアスが3つ付いている。
「…すいませんでした!」
怖い、ちょー怖い。
田舎にはおばあちゃんおじいちゃんぐらいしかいなかったからさ、不良って聞いたことしかなかったけど!
超怖い。どうしよう、目をつけられるってこうゆうこと?
「…勘違いしないでくれます?」
「ひぃっ…!って、
へ…?」
勘違い……?