わがまま レンくん
「莉奈ちゃん。ごめんごめん 怒らないで?ほら、苺タルト食べたら?」
なだめに入った虎汰くん
『んー。もぅっっ (パクっ)美味しい...♡』
めちゃくちゃ美味しい
こんなに美味しいの初めて食べたかも
「ふふ(笑)よかった。親父も喜ぶよ」
『親父?』
「俺の親父 この店の店長でパティシエしてるから」
『え?!マジ?凄すぎる!(キラキラ)』
いいなぁ お父さんがパティシエだったら
毎日 こんなに美味しいスイーツが
食べれちゃうじゃん羨ましい
「すごい キラキラしてるね 莉奈ちゃん(笑)」
『だって、パティシエだよ?こんな美味しいスイーツが作れるなんて凄い』
もうべた褒めします。
すると虎汰くんから
「いつでもおいでよ、親父にも伝えとくからさ(ニコッ)」
王子スマイルかのようなニコニコ笑顔と
嬉しすぎる一言
いつでも?でも、いいんだろうか
すごい美味しいけど
美味しすぎて私なら毎日来てしまいそう
「虎汰 やめろ。 俺のくつろぎ場をこんなリスに取られてたまるかよ」
杉波くんは、なぜかずっと不機嫌で
私のことリス呼ばわりだし
「漣 今日は、すこぶる機嫌悪いね。どうしたの」
虎汰くんが聞いてくれたけど杉波くんは
「ほっとけ」
と一言履き捨てた