クールガールと獣《ケダモノ》くん
一時間後。


恭二と街にやって来た。


「で、何すんの。」


「祐希ちゃんの誕生日プレゼントを買いたいんだよ。」


「あ~。
誕生日一緒に過ごすんだっけ?」


「うん。
俺、誕生日に勝負するからさ。」


「そっか。
んじゃ、ちゃんと選ばなきゃな。」


俺、ただえさえセンスないからな~。


そーゆうの恭二のが
センスあるし。



「祐希ちゃんって何が好きなんだろ。」


「ん~、そーだな。
ルイが選んだなら何でも喜ぶんじゃん?」


「そーゆうもん?
指輪とか!?」


「指輪は重い。
付き合ってるわけじゃないんだし。」


「じゃー。下着!?」


「バッ…カいきなり下着は引く。」


「んあ~じゃあなんだよ~」



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