クールガールと獣《ケダモノ》くん
「寒くね?」


「うん。大丈夫。」


ドキドキしすぎて私は
暑い。


ぐい…


「へ?」


「うん。暖かい。」


繋がれた手が、ルイくんのポッケに入った。


やっぱり…今日は甘い。


イルミネーションも
その後の食事もドキドキがいっぱいだった。



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