クールガールと獣《ケダモノ》くん
6
メリークリスマス
結衣side
後、少しでクリスマス。
「そーゆうわけで、
25日デートなんだあ。」
バイト中、テンションマックスで言う祐希さん。
花畑が見えた。
無事、誕生日にツンツン頭とくっついたわけで。
クリスマス25日に
デートに行くらしい。
「いいなあ。デート。」
「あれ、結衣ちゃんデートじゃないの!?」
「あー、いや特に言われてなくて。
てゆうか、恭二はバイトっぽいし。」
「バイトー!?
あ、ホストは稼ぎ時か…」
「まあ。そんなとこ。」
同棲するようになって、
バイトの時間を増やした恭二。
だから、クリスマス以前に最近デートすらしていない。
常に一緒にいられるから、平気。
平気なんだけれど、
クリスマスくらいは…
なんて思っていた。
けど、私が恭二の家に転がり込んだから仕方ないわけで。
我が儘は言えないから。
後、少しでクリスマス。
「そーゆうわけで、
25日デートなんだあ。」
バイト中、テンションマックスで言う祐希さん。
花畑が見えた。
無事、誕生日にツンツン頭とくっついたわけで。
クリスマス25日に
デートに行くらしい。
「いいなあ。デート。」
「あれ、結衣ちゃんデートじゃないの!?」
「あー、いや特に言われてなくて。
てゆうか、恭二はバイトっぽいし。」
「バイトー!?
あ、ホストは稼ぎ時か…」
「まあ。そんなとこ。」
同棲するようになって、
バイトの時間を増やした恭二。
だから、クリスマス以前に最近デートすらしていない。
常に一緒にいられるから、平気。
平気なんだけれど、
クリスマスくらいは…
なんて思っていた。
けど、私が恭二の家に転がり込んだから仕方ないわけで。
我が儘は言えないから。