クールガールと獣《ケダモノ》くん
「風呂、沸い…た…っ寝てるし。」


泣きつかれたのか、
ソファーで眠っている。


「おい。」


「……。」


「お~い…ったく…」



細くて折れそうな体を抱き上げ、ベッドにそっと寝かせた。


つうか…俺、すっげえ大事にしてる気がする。


何でだろ。



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