クールガールと獣《ケダモノ》くん
「冗談だろ…
お前だって、女と付き合うとか無理って……」
ルイは真剣に真っ直ぐ俺を見据えた。
女にこてんぱにフラれて。
それから、ずっと女遊びに明け暮れてたルイ。
そんなやつが結衣に本気で好きになったなんて
信じらんね。
「恭、お前がいまのまんまでいいって言うなら
俺は、本気で結衣もらうから。」
きっぱり言った後、
ルイは屋上を去っていった。
何でだ…?
胸がいてえよ。
結衣が、とられるって思ったら胸がずきずきする。
ぽっかり穴があくような…
ダメだって言えばいいのに俺にはそんな権利はない。
お前だって、女と付き合うとか無理って……」
ルイは真剣に真っ直ぐ俺を見据えた。
女にこてんぱにフラれて。
それから、ずっと女遊びに明け暮れてたルイ。
そんなやつが結衣に本気で好きになったなんて
信じらんね。
「恭、お前がいまのまんまでいいって言うなら
俺は、本気で結衣もらうから。」
きっぱり言った後、
ルイは屋上を去っていった。
何でだ…?
胸がいてえよ。
結衣が、とられるって思ったら胸がずきずきする。
ぽっかり穴があくような…
ダメだって言えばいいのに俺にはそんな権利はない。