【続】想われたくて…―Side story―
「ど、どうかした?」
気付くとそのコに声を掛けていた。
てか、声なんて掛けるつもり無かったのに!
しかも、どもってるしッ!
今まで女の前で、どもった事なんて有ったか!?
いつも女の子の前で見せる笑顔を出そうとしても、
どうも頬の筋肉が引きつる。
どうしたんだよ、俺は!!
「え……っと……。」
!!
気付けば……
それまで鞄をあさっていたそのコの手が止まり
俺の顔を見て、困った様に言葉を発している。
「……迎えを頼もうと思ったら……携帯が見当たらなくて……
バイト先に忘れて来たみたいなんです……。」
そう言って、恥ずかしそうにする彼女の顔は
ほんのり赤く染まり
俺の鼓動は、更に早くなった……。
気付くとそのコに声を掛けていた。
てか、声なんて掛けるつもり無かったのに!
しかも、どもってるしッ!
今まで女の前で、どもった事なんて有ったか!?
いつも女の子の前で見せる笑顔を出そうとしても、
どうも頬の筋肉が引きつる。
どうしたんだよ、俺は!!
「え……っと……。」
!!
気付けば……
それまで鞄をあさっていたそのコの手が止まり
俺の顔を見て、困った様に言葉を発している。
「……迎えを頼もうと思ったら……携帯が見当たらなくて……
バイト先に忘れて来たみたいなんです……。」
そう言って、恥ずかしそうにする彼女の顔は
ほんのり赤く染まり
俺の鼓動は、更に早くなった……。