幽霊なキミ。
二、起きてもいるって何よ!
…ピピピピ、ピピピピ
うーん、と枕元に手を伸ばし目覚まし時計を止める。
ナオトが気になってなかなか寝付けなかったけど、いつの間にか眠りに落ちていたようだ。
なかなか開かない目をこする。
あと5分……と思いながら、目をつぶったその時
「おはよう!椿ちゃん!」
その声にカッと目を開いた。
その目の前に、一緒に横になっている笑顔のナオト。
「きゃあ!?!?!?」
私は布団から飛び退いた。
ナオトも起き上がって、唇をとがらせて言った。
「何そのオバケを見たみたいな反応〜。」
「あんたは幽霊でしょうがぁ!!!」
下の階からお母さんが
「つーちゃーん?どうしたのー
?」
と声をかけてきた。
「なんでもなーい!!寝ぼけただけー!!」
大声でそれに答えて、ナオトを睨む。
「寝顔、見たわね?」
「見たよー可愛かったー。」
その返しに思わず頬が熱くなる。
「バカ!勝手に布団に入り込むんじゃない!そしてなんで朝なのにいるのよ…!!」
「元気だからかな?」
「意味わかんない!!」
また下の階から
「つーちゃーん?誰かいるのー?」
とお母さんが声をかけてくる。
「なんでもなーい!!ゴキブリがいたのー!もう大丈夫ー!!!」
「ゴキブリってひど!」
「怪しまれたくないでしょ…!?」
今度は小声でナオトを睨みつけた。
うーん、と枕元に手を伸ばし目覚まし時計を止める。
ナオトが気になってなかなか寝付けなかったけど、いつの間にか眠りに落ちていたようだ。
なかなか開かない目をこする。
あと5分……と思いながら、目をつぶったその時
「おはよう!椿ちゃん!」
その声にカッと目を開いた。
その目の前に、一緒に横になっている笑顔のナオト。
「きゃあ!?!?!?」
私は布団から飛び退いた。
ナオトも起き上がって、唇をとがらせて言った。
「何そのオバケを見たみたいな反応〜。」
「あんたは幽霊でしょうがぁ!!!」
下の階からお母さんが
「つーちゃーん?どうしたのー
?」
と声をかけてきた。
「なんでもなーい!!寝ぼけただけー!!」
大声でそれに答えて、ナオトを睨む。
「寝顔、見たわね?」
「見たよー可愛かったー。」
その返しに思わず頬が熱くなる。
「バカ!勝手に布団に入り込むんじゃない!そしてなんで朝なのにいるのよ…!!」
「元気だからかな?」
「意味わかんない!!」
また下の階から
「つーちゃーん?誰かいるのー?」
とお母さんが声をかけてくる。
「なんでもなーい!!ゴキブリがいたのー!もう大丈夫ー!!!」
「ゴキブリってひど!」
「怪しまれたくないでしょ…!?」
今度は小声でナオトを睨みつけた。