チキンとウサギ

※蓮司と誠のお話です※

※ほぼ会話文のみです※


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「まこと、はよーさん」

「おぉ、お前珍しいな」

「ん？なにが」

「さっき女子と来てただろ」

「ああ！篠目は昨日できた友達なんだ」

「お、おお…」

「なんだよその顔」

「気にするな、で、どんなやつなんだ」

「えーとな、まぁ優しい。俺が話しかけてもフツーに喋ってくれたしな…」

「そうか（ちょっとビビってるように見えたけど…）」

「あとちっせぇんだ、荷物とか持ってたらヨタヨタしてて危なっかしい」

「小柄なんだな」

「こう、全体的に小動物っぽいんだよな…見守りたくなる…みたいな？」

「お前それどんな目線で見てんだよ」

「？？ふつーに友達としてだろ」

「え、惚れてるんじゃないのか」

「……………………？」

「好きなんじゃないの？」

「え？誠が？」

「ちげぇよばか、いやもういいわ」

「なんだよ！いい友達なんだよ！！」

「うん、うんわかったから」


呆れ顔の誠は蓮司に背中を向けてため息ひとつつきましたとさ。