ヤクザと少女2

見られたくない



そんな思いとは裏腹に




玲央はわざと竜一の正面に来ていた




「いやらしいな




好きでもない男にされて感じてさ」





耳元でささやく玲央に恥ずかしさが増していく




部屋には私の声と水音だけが聞こえる




「そろそろいいかな」




そう言って玲央は私と1つになった




「小春もしかして・・・」




少しびっくりした顔をしたが




元の表情でこちらを見る




そして絶頂に向かった




玲央は私の中に吐き出して




腕にキスマークをつくって




そっと私から離れた



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