ヤクザと少女2

「お前ら・・・・



冗談か?



裏切るのは目に見えてんのに




何で協力すんだ?」







「俺は・・・・・





高代を裏切らない




大切な弟なんだよ




裏切ったら俺を殺せばいい




頼む・・」




そう言って大我は頭を下げた





「大切な弟・・・・ねえ」




そう言って俺の方を見る




「じゃあ取引だ




その大切な弟・・・・




こいつを組に差し出せ




そしたらお前らを自由にしてやる」




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