私の彼氏さま!!

「心配させてごめんね、愛羅。
私、今日の話し合い終わったら、ちゃんと秋くんに聞いてみるよ」



「そうしな。
もしもの時は、うちの家に来なね?」





ニカッと笑みを浮かべる彼女は、本当に優しい。



私に勿体ないくらいの、親友。






「ありがとう、そうするね!」





「おー!」




愛羅が突き出してきた拳に、自分の拳を合わせる軽くコツン、と当てる。


そして顔を見合わせてふふっと笑った。




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