私の彼氏さま!!





「…汐音」



「名前で呼ばないでっ!
あの女の人の名前を呼んだ口で…
汚い、汚いよ…最低…!!」



「汐音、ごめん。
話しを聞いてくれないか?」





泣きそうな顔をして手をのばしてくる秋くん。



「いやっ、触らないで!!」



それを思い切り振り払う。

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