初恋チョコレート


カバンから取り出したのは水色のチョコレート。

それを口に放り込む。


「んー!美味し♡」

「ホント陽毬ってば美味しそうに食べるよね」

「ホントに美味しんだもん〜」

チョコレートの甘さに浸りながら教室に入る。


「あ、なんかいい匂いする!チョコじゃん」

「いいな、陽毬私にもちょーだい!」

「いいよ〜」


瞬く間にチョコレートは持ってかれた。

美味しいから当然か!

気づくとチョコレートはあと一個に。


「最後の一個は陽毬食べれば?」

「そうだね〜」

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