Jealosy
『ユウコさん、
まだ今日知り合ったばかりなんだし、お似合いも何もないですよ~』


ユイはそれとなく逃げようとした。


しかし、ユウコも引き下がらない。


『え~、出会ったばかりとかそんなの関係ないよぉ。
恋愛はタイミングとインスピレーションが大事だしぃ~』


(だから、あたしはシンくんのこと別にタイプでも何でもないんだってばっ!!)


シンは、ユイが照れていると思ったのか、
お似合いと言われて嬉しそうに笑顔を見せている。


(もうダメだ、このままじゃ収拾がつかないょ…)


『ユウコさん、ちょっと来て』


ユイはユウコをトイレに連れ出した。


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