Jealosy
アルコールが回ってきて、徐々にユウコ以外の3人のテンションも上がり、


それからは他愛もない話をして時が過ぎていった。


ユウコは自分の年齢をサバを読み、25歳と言うことにしていたが、


それでも4人の中では一番の年長者。


酔っ払った男の子二人に『アネゴ』と呼ばれては、


それが気に食わないようで、時折ムッとしているのが分かった。


『アネゴじゃなくて、キレイなお姉さん、だよねぇ』


すかさずフォローを入れるユイ。


幸い男の子たちは物分かりがいいようで、


それから『アネゴ』は『お姉さま』に変わり、


ユウコも得意気におしゃべりを続けた。


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