あたしの王子様~もう1人のキミ撲滅大作戦~
王子様
「他の男んとこ行くんじゃねぇーよ」

「・・・・・うん」

訳も分からずうなずいてしまった。

「よしっ!これから木下はオレのものだから」

そういってもう1回抱きついてきた嶋。

「昨日オレめっちゃ寂しかったんだから!!」

「うん。もう言わない。」

「じゃあ、約束」

嶋は、あたしに小指を差し出した。

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