〔完〕生と死の境界
看護師が出ていってからも、私は母親の抱き締められた感触と、すすり泣く声を聞きながら、ぼんやりとしていた。









しばらくすると、さっきの看護師と医者が入ってきた。
しばらくはリハビリが必要だが、もう大丈夫と言われた。


そして、診断が終わる頃には母も落ち着いていて医者にお礼をいっていた。





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