死神戦争


金谷 夕陽は驚いていた。平和な日常だったのに、非日常になったことを。


平和といっても、あることを抜いた平和だけど。


「あの、貴方が私を呼んだのですね」

俺の目の前には、平和とは言い難い、女の子がいた。

二つ縛りで茶髪。肌も白く目もパッチリしている。ここまでなら、まだとても可愛い女の子ってだけだ。

・・・なんで、刀もってるんだ?


「い、いや、呼んでないけれど?」

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