絶対に離さないヨ。僕だけのお姫様

その日の学級委員の仕事は、少し手間が掛かってしまった。

朝の件や、彼女の事を考えていて、 まるで僕じゃないみたいで…

話もろくに聞いちゃいなかった。


溜息を一度、二度… 数えていたらキリがないくらい。
一人で廊下を歩いていると、 前の人にぶつかってしまった。
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