天才ってどんな味がするの?
IQ195の天才男子現る
朝学校に来ると何やら校内が騒がしい。
「おう!ヒカル、朝からふてくされた面してんな!」
そう話しかけてきたのは私の親友、立花サクラ。
「朝からこの騒がしさはなんなんだよ、頭痛くなってくるわ……」
私は低血圧で朝が弱いのもあるが騒々しいのも苦手だ。
校門の前には人だかりができている。
「あんたしらないの……まぁあんたいつも授業中は寝てること多いもんね……あの話聞いてなかったか」
「なに? 話って?!」
そうこうしているとその喧騒の中から
この学校の校長が私の前に姿を現した。
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