気弱男子のオトし方



「ちょっと、雅美……」

「あ、ミカー!」


私の隣には親友の安達 ミカがいた。

今日も可愛い。


「あたしと一緒にやらない?」

「んー遠慮するよ!ありがと」

「……委員会の空きは菊池君の、図書委員会しかないよ?」

「むしろ好都合。あの人は無口だし」


ミカは私の横顔を見つめた。
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