時命生て、

以前配布された座席表。

必要ないって

思ってたけど

念のため、彼の名前....



あった。


『松田礼優』

まつだ...ゆうれい?


違う。


まつだれいや


なんて優しい響きなんだろう。

彼のひまわりのような

笑顔と

優しさは

比例していて、

それは

名前にまで現れていて

私にとってもはや彼は

“尊敬する人”

とインプットされていた。






それが恋だとも知らずにね
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