時命生て、

父「話がある。」

仁『え?なになになに~
なんか、真剣じゃない?』

母「仁千香ちゃん、
これは大事な話なの
よく聞いてね。」







それからのことは

あまりにも

唐突過ぎて

真っ白過ぎて

覚えていない・・・・





ただ覚えているのは、

両手ですくえるほどの

大粒の涙が

そこにあったこと。




そして、

泣き疲れて

ひどい顔した自分がいたこと。



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