時命生て、
「あのね、ゆりちゃん。お誕生日教えて欲しいの。」
ゆ『えっ、にっちどーしたの?!』
「いやぁ、皆のお誕生日しらないなって思ったら
悲しくって、お祝いしたいなって思って」
ゆ『ゆりね、誕生日明日!!
よかった。にっちから聞いてくれた。』
手帳を開いて日付を確認する。
あ、
あれから1年か
青い涙マークがつけられていたその日は
私にとって特別だった。
そう思いつつ
手帳から目を離す。
あんまり喋らない
私が口を開いたからなのか
誕生日が明日ということを
伝えられてからなのか
ゆりちゃんは、
ニコニコ笑顔をこぼしながら
楽しそうに
みえたのに_____________