時命生て、

チュンチュンチュン

可愛らしい小鳥のさえずりによって


ではなく、


今日も変わることのない


乾いたアラーム音が鳴り響く。


それを、とめて2度目の眠りにつく


誰かが言ってた

『寝れる時に寝とけ』って

だから、

言われたことに素直に従っただけ


なんて、えらいこ。私って。笑


でもやっぱり今日も同じ日。


彩なんて、窓の外にはなくって


乾きっているのは


私の心のほうだなって


ははっ


と力なく


何度目かない


悲しい笑いを浮かべる。
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