一ノ瀬さん家の家庭事情。
家に帰ると五時を過ぎていた。
食材を冷蔵庫に詰めながら、冷蔵庫の当番表を見る。
今日の夕御飯担当は真兄か。
まだ帰ってないのかな。
部活は三時頃に終わったのに、練習熱心だよね。
携帯を見るとほのちゃんから何通かメールが来ていた。
『やばい!真先輩のバスケ、超カッコイイ!』
『シュート決めた!カッコイイ!』
どれもそんな内容。
ほのちゃん、熱心だなぁ。
あ、写真まで付いてる。
添付されていた画像を開くと、真兄がバスケをする姿の端っこに浅丘君も写っていた。
やだ、これ!
あたし、初浅丘君の写真ゲットしちゃったんじゃない!?
うれしい!ほのちゃん、ありがとう!
「何ケータイ見ながらにやついてんの。」
いつの間にかあたしの後ろに立っていた玲が携帯を覗きこもうとしたから、慌てて閉じる。
危ない、危ない。
まさか恋してるだなんて、ばれちゃったら絶対にめんどくさいことになるもん。
食材を冷蔵庫に詰めながら、冷蔵庫の当番表を見る。
今日の夕御飯担当は真兄か。
まだ帰ってないのかな。
部活は三時頃に終わったのに、練習熱心だよね。
携帯を見るとほのちゃんから何通かメールが来ていた。
『やばい!真先輩のバスケ、超カッコイイ!』
『シュート決めた!カッコイイ!』
どれもそんな内容。
ほのちゃん、熱心だなぁ。
あ、写真まで付いてる。
添付されていた画像を開くと、真兄がバスケをする姿の端っこに浅丘君も写っていた。
やだ、これ!
あたし、初浅丘君の写真ゲットしちゃったんじゃない!?
うれしい!ほのちゃん、ありがとう!
「何ケータイ見ながらにやついてんの。」
いつの間にかあたしの後ろに立っていた玲が携帯を覗きこもうとしたから、慌てて閉じる。
危ない、危ない。
まさか恋してるだなんて、ばれちゃったら絶対にめんどくさいことになるもん。