一ノ瀬さん家の家庭事情。
ということは、りっちゃんはいない!
「あのね、今度の日曜みんなで勉強会しようって言ってて、うちでしてもいい?」
もともと唯ちゃんや暁君も住む予定だったこの家はリビングなどはやたら広い。
バスケ部のみんなが勉強するには持ってこいだ。
「みんなって誰だ?」
「部活のみんなだよ。」
するとりっちゃんの眉毛がぴくりと動いた。
あらら、なんだか嫌な予感…!
「部活のみんなってことは、男がほぼ!?そんなのお兄ちゃんは許しません!」
やっぱり、言われると思った。
「律兄、大丈夫だよ、俺が家にいるから。」
そのタイミングでソファに寝転んだまま、言ったのは真兄。
実はこうなることを予想して、今日の晩御飯当番を変わってあげるかわりに真兄にお願いしてたんだ。
「バスケ部の奴らだからよく知ってるし、あいつらは愛になんか全く興味ない。それにもし100億分の1の確率でそういうことになったとしても、さすがに俺がいるのに手は出さねえよ。」
「あのね、今度の日曜みんなで勉強会しようって言ってて、うちでしてもいい?」
もともと唯ちゃんや暁君も住む予定だったこの家はリビングなどはやたら広い。
バスケ部のみんなが勉強するには持ってこいだ。
「みんなって誰だ?」
「部活のみんなだよ。」
するとりっちゃんの眉毛がぴくりと動いた。
あらら、なんだか嫌な予感…!
「部活のみんなってことは、男がほぼ!?そんなのお兄ちゃんは許しません!」
やっぱり、言われると思った。
「律兄、大丈夫だよ、俺が家にいるから。」
そのタイミングでソファに寝転んだまま、言ったのは真兄。
実はこうなることを予想して、今日の晩御飯当番を変わってあげるかわりに真兄にお願いしてたんだ。
「バスケ部の奴らだからよく知ってるし、あいつらは愛になんか全く興味ない。それにもし100億分の1の確率でそういうことになったとしても、さすがに俺がいるのに手は出さねえよ。」